―たっこくのいわやびしゃもんどう―
―たっこく せいこうじ―
801年 征夷大将軍 坂上田村麻呂創建の精舎で、802年奥真上人により別當寺 達谷西光寺を創建。
度重なる火災により何度も焼失したがその度に再建され、1961年再建された現堂は創建以来5代目となる。
毘沙門堂を根本道場とし、その御神域に建つ諸堂と別當達谷西光寺境内の諸堂、及び鎮守社からなる神仏混淆の社寺。
檀家は一軒もなく寺でありながら葬式を営まない大変珍しい寺である。
約33mの岩壁には11世紀に彫られたと言われる大磨崖仏が。
高さ16.5m、顔の長さ3.6m、肩幅9.9m
全国五本の指に入る「北限の磨崖仏」として有名。
1895年胸から下が崩落、現在は顔のみが残る。
阿弥陀如来と思われている。
道路から見える所に鳥居や大仏があります。
お寺なのに鳥居??とちょっとビックリでしたが由来を読んで納得。
崖に埋め込まれたように朱色のお堂があり、その横に仏像が彫られています。
お顔だけはハッキリと分かります。
こんな崖にどうやって彫ったのかと、昔の人のすごさに驚嘆しかありません。
大仏の他にいくつかの建造物があり、道路に面してはいますが、交通量も少なく、静かな場所なのでゆっくりのんびり暑さを凌ぎながら回りました。
山肌に朱色の艶やかさが目に焼き付いています❗👀❗