寄り道👣 馬刺しの思い出は切なくて❁


妹くんからお中元の馬刺しが届いた。
毎年この季節に届けてくれるふるさとの味。
ありがたや〜🙏✨

馬刺しを見ると必ず浮かぶ、忘れられない思い出がある。

二十歳を少し過ぎた頃、初彼のお母さんから召集が掛かった。
家飲みをするからおいで🍺と。
息子が一人で帰って来てるからおいでと。
その時彼はすでに結婚し、子供もできていた。
親戚ご一家も一緒だから賑やかだよと。

断れない、断りたくない私は、母の心配をよそにいそいそと出かけていきました。
未練タラタラ⤵💦

宴も進み、彼の席の前に座った私に、彼が馬刺しを勧めてきました。
実はその時まで馬刺しなるものを食べたことがなかった私。
「いやいや、食べたことないし」
『いいからいいから、一度食べてみてよ』
進める彼の言葉に負け
「じゃあ食べたらグラスのお酒飲み干してね」
と、意地悪な交換条件を出した。
パクリ。。。ゴクリ。。。
味なんてほとんど覚えていない。
それを見て彼はグラスのお酒を飲み干した。
強くなったなぁ〜お酒。。。

さて、ひとしきり食べて飲んで、じゃあこれから近くのスナックに行こうとなったとき、彼の部屋から名前を呼ぶ声。
2階に上がって部屋に入ると、彼が子供の写真を見せてきた。
二人でお風呂に入ってる写真などなど、撮ったのは奥様ね。。。
かわいいねぇ〜と言いながらも複雑な心境。

と、突然彼が抱きついてきた。
そして横にあったベッドに倒れ込んだ。
え❗ウソ❗いやなんで?!どした??
困惑とドキドキで頭の中ぐちゃぐちゃ💦
どうする。どうする。と思っていたのはほんの数秒でした。
耳元で覆いかぶさった彼の声が。。。
「キモチワルイ。。。」
えっ❗えーーーーーっ❗❗
ここはあなたの部屋、二人きり。
しかもベッドで重なり合って。
どしたらいいのーーー💦

ドキドキなんて吹っ飛んでマジで焦りました。
動かしたら吐くかしら。
でも、動かさないと何もできないし。
仕方ない、エイヤーっ❗
「おかーさーん」
その後はよくある状況になりましたが、私にとっては馬刺しの思い出として心に深く刻まれる出来事になりました☺

翌朝、当の本人、全く覚えていないと。
介抱したんだぞ〜カラオケ行きたかったのに〜。
なんてことは言いませんでしたが😂