寄り道🎵 読書から得た指針🧭ちょっとズレてたかな?🤔(笑)

高校生の頃、詩集にハマりました📕
ハイネ、ゲーテ、ヘッセ、リルケ。。。チッチとサリー(笑)
う~ん、もっともっと読んだはずですが、名前が思い出せません(;^∀^)

詩集って、短い言葉の固まりに、作者の思いがギュッと詰まっていて、ひとつの物語を瞬時に読み終えることができる。
手軽でなんかカッコイイ(´▽`)

読書にカッコ良さを求めるところは若さゆえ🎵ですね😅

そんな私にクラスメートが、「これ、◯◯に読んでもらいたいんだ❗」と一冊の薄い本を差し出しました。

「泥にまみれて」石川達三さん。
題名を見ても、作者を見ても、全くピンとこなくて。。。
断る訳にもいかず。。。
なんせ趣味は読書、「ありがとう。じゃあ借りるね🎵」

薄かったこともあり、内容に引き付けられたこともあり、あっという間に読み終えて。。。

不倫を繰り返す夫。
不倫相手との子供を連れてきて妻に育てさせる夫。
それでも耐えて耐えて、夫を支え生涯妻を全うする。

今の世の中であれば、決して受け入れて貰えないような内容。
そんな本を、クラスメートはなぜ私に読んでほしいと思ったのか。。。

彼がいた私へのエールなのかな?
何があっても別れちゃダメよ❗
我慢して我慢して 、添い遂げてね❗
って??

言葉にして、何も言ってはくれなかったので、あくまでも私の憶測。

結局「泥にまみれて」は自分で買って何度も何度も読み返したり、文中に赤線引いたり、同僚の結婚式のスピーチに登場したりと、とうとう私にとってのバイブルになってしまった(-∀-`; )

もしも今読み返したら。。。
「あり得ない❗離婚一択でしょ❗💢」
となって当たり前の内容💦💦

あの時あの本を私が受け取らなければ、受け取るだけで読まなければ、私のその後は少しだけ違っていたのかもしれません。。。(笑)

私自身が、昭和どころかもっともっと古い考え方の人間だったのかもしれません。
愛してさえいれば、全てを許せる。
許すことが愛の証。
この辛さが全て彼のため。
重いですね~~💦💦
とんでも重い❗❗
自分の思い、もっと素直にもっと正直にぶつけられなければ、幸せとは言えないって、今ならわかるのにな🎵
遅いけど。。。🤣