寄り道🎵「諦めは心の養生」~しょんなか~

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中1のHR ,担任の先生が「みんな、~為せば成る為さねば成らぬ何事も~ってことわざ知ってるでしょう?!この続き知ってるか―」と。

一同、知らなーい。
先生の目がキラリ❇️
黒板に~成らぬは人の為さぬなりけり~
ここが大事なんだ❗と。
続く熱い説明のせいか、それからずっと忘れられない言葉。
ことわざじゃなく和歌だったのですが。。。

中学、高校ぐらいまでは、「成らぬは人の為さぬなりけり〰️〰️❗」なんて心で叫びながら踏ん張ること多かった(笑)
でも、年を重ねれば重ねるほど、現実が見えてくる。
頑張っても頑張っても、どうにも成らないことってあるじゃん❗って。

そして、年と共に「諦めが肝心」て言葉を多様している自分がいる。
今回「諦めは心の養生」ということわざにも出会った。
ますます諦めることが多くなりそうな予感(笑)

「しょんなかたい」母が良く使っていた方言。
母は、初彼が大のお気に入りだった。
サヨナラした後、もう、何も聞かんで!と強く言った私に「そうね。。。ならしょんなかね」と寂しそうに呟いた。
それっきり、聞かれたことは一度もない。

「しょんなかね」全てを諦める一言。
諦めることで先に進むための一言。
「しかたない」とはなんか違う。

そういえば、熊本地震の後「がまだす」という方言を「がんばる」と訳してメディアが伝えた。
でも、県人としては違和感。
「がまだす」には一生懸命働く、精を出すという意味もあって、
「がまださなんたい」= しっかり働かないとね。みたいな。
「がまだせ―」=「頑張って働け―」ともなる。
「がまだしよるね」=「精を出してるね」
やっぱり「がんばる」の一言ではカバーできないかな。

方言は、いくつもの意味と想いがミックスされて完成された言葉。
標準語一言に変換するのは至難の技。

だから、「頑張る」でもいっか。
しょんなかね🎵😊