御朱印 No.21 九品山 唯在念佛院 浄真寺 (東京 世田谷区)


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―くほんさん ゆいざいねんぶついん じょうしんじ―
1678年 徳川幕府より奥沢城跡地を賜り九躰(九品)の阿弥陀佛像を安置し創建された浄土宗の寺院。
多々の災害や戦火を逃れ創建当時を現在に残す。
開山は珂碩上人(かせきしょうにん)。
上人は日に三文ずつを貯え1664年仏像一躰を、その後弟子の珂憶(かおく)上人協力のもと1667年九躰の阿弥陀佛像と一躰の釈迦牟尼(しゃかむに)仏像を造立した。
仁王門(紫雲楼)は1793年建立。
阿弥陀佛像と二十五菩薩像を安置。
金剛力士像、風神雷神像が下段に。
真っ赤で大きな仁王像が参拝者を迎える。

都心とは思えない広い境内にいくつもの建造物が並びます。
山門は歴史を感じさせる見事な作りで仁王像とともに圧巻です。
ちょうど銀杏が落ちる季節でしたが、その匂いをカバーするほど紅葉も美しく、そのせいか結構な人出でした。
できれば閑散とした時期にのんびりゆっくりと訪ねてみたい寺院でした。